スクールゾーンなど子ども保護区域内の道路での車両の駐停車を禁止することなどを盛り込んだ道路交通改正法が21日に施行されます。
これまでは、駐車禁止や停車禁止の標示がない場合、子ども保護区域内でも駐停車が認められましたが、道路交通法の改正によって子ども保護区域内では標示がなくても駐停車が禁止されます。
一方、長距離通学をする児童や身体が不自由な子供を保護者の車両で登下校させる場合、子どもが乗り降りのため一時的な停車を認める「子ども通学車両安心乗降車ゾーン」が設置されることになりました。
警察は、道路を横断する歩行者の発見を遅らせる原因となる違法駐車や停車を禁止することで、子どもの交通事故を予防することにつながるとして、今回の道路交通改正法に期待を示しました。