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韓半島

北韓、国連安保理緊急会議に反発 SLBM試射は自衛権行使を強調 

Write: 2021-10-21 12:14:45Update: 2021-10-21 12:23:38

北韓、国連安保理緊急会議に反発 SLBM試射は自衛権行使を強調 

Photo : YONHAP News

北韓はSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの試験発射を行ったことについて、アメリカと国連安全保障理事会の動きを警戒しながら、試験発射あくまでも「自衛権行使」であることを強調しました。
北韓の朝鮮中央通信は21日、外務省報道官へのインタビュー記事で、SLBM発射をめぐるアメリカを中心とする国連安保理の緊急会議の動きに対して懸念を示したと報じました。
報道官はインタビューで「主権国家が持つ正当な権利である自衛権の行使にアメリカは異常な反応を見せている」として、「非常に憂慮している」と述べました。
報道官はまた、「今回の試験発射はアメリカを意識したり狙ったものではなく、国家の防衛のために前もって計画されていた事業だ」と強調しました。
一方、ホワイトハウスのサキ報道官は20日、SLBMの試験発射を糾弾しながらも「条件なしで対話をするという従来の立場に変わりはない」と述べました。
ただ、北韓は対話の条件として「対北韓敵視政策の撤回」を要求しているため、アメリカ側がこれに対応する行動を示さない限り、北韓が対話に応じる可能性は低いとみられています。
韓米当局は、終戦宣言や人道支援などで北韓を対話の場に導き出そうとしていますが、韓米合同軍事演習の中断や対北韓制裁の緩和など北韓側が望む措置がとられるまでは、短距離ミサイルの試験発射など武力挑発が続く可能性が高いと見られています。

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