サムスン電子のことしのブランド価値は700億ドルをうわまわり、世界5位となりました。
アメリカのブランドコンサルティング会社「インターブランド」が20日(現地時間)発表した「グローバル100大ブランド」で、サムスン電子はブランド価値746億ドルで去年に続き世界5位になりました。
ブランド価値は去年の623億ドルから20%成長していて、過去最高の成長率となりました。
この成長率は100大ブランドの平均成長率10%の2倍で、6位との格差も去年の54億ドルから171億ドルへと広まりました。
サムスン電子はこのランキングで、2012年に9位となり初めてトップ10入りを果たし、2020年にはトップ5にまで上り詰めました。
サムスン電子によりますと、顧客中心の経営体制への改編、持続可能な経営活動、折りたたみ式スマートフォンなどの革新的な製品開発、AI・5G・ロボットなど未来技術に対する持続的な投資などがブランド価値上昇の主な理由だということです。
一方、サムスン電子は最近、アメリカの経済誌「フォーブス」が選ぶ「世界最高の雇用主」分野でも1位に輝きました。
58か国15万人の就業者を対象にアンケートを行ったこの調査で、サムスン電子は2年連続1位となっています。