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サイエンス

ヌリ号、3段目エンジンの早期終了で目標の軌道に投入できず

Write: 2021-10-22 11:13:33Update: 2021-10-22 15:48:38

ヌリ号、3段目エンジンの早期終了で目標の軌道に投入できず

Photo : YONHAP News

韓国の独自技術で開発した初の宇宙ロケット「ヌリ号」のダミー衛星を目標の軌道に投入できなかった原因について、科学技術情報通信部は、ヌリ号の3段目の液体エンジンの燃焼が、目標よりも早く終了したからだと明らかにしました。
科学技術情報通信部の林恵淑(イム・ヘスク)長官は21日の記者会見で、「ヌリ号がすべての飛行過程を正常に行い、ダミー衛星も目標の高度700キロに到達したが、ダミー衛星が目標速度に達することができず、地球の低軌道に投入できなかった」と説明しました。
1・2段ロケットの分離と、ダミー衛星を守る先端部の円錐カバーであるフェアリングの分離は正常に行われたものの、3段目の7トン級の液体エンジンが目標の521秒間燃焼できず、475秒で早期に終了し、当初目標としていた秒速7.5キロに達することができなかったため軌道から離脱したと、科学情報通信部は分析しています。
これを受けて政府は、航空宇宙研究院の研究チームと外部の専門家による発射調査委員会を構成し、3段エンジンの燃焼が早期に終了した原因を究明すると明らかにしました。

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