世界的な半導体不足が続き自動車の生産が停滞した一方で、現代自動車と起亜自動車のエコカーの輸出は順調に伸び、ことし1月から8月までに20万台を超えたことがわかりました。
韓国自動車産業協会によりますと、現代・起亜自動車がことし1月から8月に輸出したエコカーは合わせて22万7768台で、去年の同じ時期に比べて35.6％増加しました。
現代自動車は去年の同じ時期に比べて41.1％増えて12万7472台、起亜自動車は29.1%増えて10万296台でした。
このペースが続けば、エコカーの年間輸出台数は、前の年の26万9874台を上回り、30万台を突破する可能性もあります。
エコカーの輸出が増えた背景として、ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車の海外販売がことしから本格化し、半導体不足が続く中でも、輸出台数が大幅に増加したことがあげられます。
また、去年新型コロナウイルスの影響で輸出が減少したことによるベース効果も反映されたものとみられます。