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社会

新型コロナワクチン接種完了率70% OECD加盟国中3番目に達成

Write: 2021-10-25 14:47:57Update: 2021-10-25 14:57:07

新型コロナワクチン接種完了率70% OECD加盟国中3番目に達成

Photo : YONHAP News

韓国では、新型コロナウイルスワクチンの接種を2回目まで完了した人が23日、総人口の70%を超え、OECD=経済協力開発機構の加盟38か国のなかで3番目に早く接種完了率70%を達成した国になりました。 
保健当局によりますと、23日午後2時の時点で、韓国の新型コロナワクチンの接種完了者は、3594万5324人となり、総人口の70%を超えたということです。
新型コロナワクチンの1回目の接種を済ませた人は、4076万5241人で、総人口の79.4%となっています。
政府はことし初めに、新型コロナワクチンの接種計画を発表し、そのなかで、新型コロナ感染症の終息の前提条件となる「集団免疫」の獲得について、接種完了者の総人口に占める割合が70%を超えなければならないとしています。
その後、「デルタ株」など変異したウイルスが現れたため、新型コロナウ感染症の完全な終息は難しくなりましたが、接種完了率「70%」は、段階的な日常回復、いわゆる「ウィズコロナ」への移行を前に、前提条件となりました。
政府は、接種完了率70%を超えたことから、現行の感染対策「社会的距離の確保」が終わったあとの来月初めから、さまざまな制限措置を大幅に緩和する方針です。
韓国の接種完了率は、ワクチンの導入が遅れたことし7月1日には、わずか10%に過ぎず、8月初めにはOECD加盟38か国のうち、最下位にとどまっていました。
しかし、それ以降、ワクチンの供給が円滑に行われ、接種完了率が急速に伸び続けました。
世界で初めてワクチン接種を行ったイギリスや、早くから十分な量のワクチンを確保してきたアメリカ、イスラエルもいまだに70%を超えられずにいます。
専門家らは、「接種完了率70%は、国民が力を合わせて成し遂げた成果」だと話しています。
一方、中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は25日午前0時までに新たに1190人が確認され、累計で35万3089人になりました。
1日の新たな感染者1190人のうち、国内での感染は1167人で、のこりの23人は海外からの入国者でした。

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