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経済

7-9月期の経済成長率0.3% 今年の目標4%達成危うい

Write: 2021-10-26 11:30:31Update: 2021-10-26 18:25:55

Photo : YONHAP News

ことし7月から9月期の経済成長率は0.3%となり、ことし目標としていた4%の達成は危うくなりました。 
韓国銀行が26日、発表したところによりますと、ことし7月から9月期の実質GDP=国内総生産は、前の四半期より0.3%増えて、477兆7142億ウォンだったということです。
GDPの伸び率、つまり経済成長率は、新型コロナウイルス感染症の影響で去年4月から6月期にマイナス3.2%と、それまでの12年間で最低となりましたが、去年7月から9月期にプラス2.2%に転じて以降、好調な輸出に支えられ、去年10月から12月期に1.1%、ことし1月から3月期に1.7%、4月から6月期に0.8%と、5四半期連続で増加しました。
韓国銀行はことし9月に、7月から12月までの年後半の成長率が0.6%ほどであれば、年間の目標4%を達成できると見込みましたが、7月から9月期の成長率が0.3%にとどまったことで、目標の達成が難しくなりました。
伸び率が下げ止まったのは、新型コロナの第4波の流行で、飲食、宿泊など対面サービスの消費が振るわず、民間消費がマイナス0.1%となったことが大きく影響しました。
これについて、洪楠基(ホン・ナムギ)経済副総理兼企画財政部長官は26日、自身のフェースブックに「新型コロナの影響が拡大期に比べて小さくなったものの、民間消費の減少がGDPの伸び率を縮めた」と説明しました。
また「世界的な供給不足やインフレが長引く可能性、アメリカと中国の景気減速の懸念など不確実性が山積している。政府はことし10月から12月期に、経済を正常軌道に向かわせる土台をつくるため、段階的日常回復の感染対策を進めながら、消費、観光などの内需や、年末の輸出を上向かせるのに全力を尽くす。また国民生活の安定にも集中する」と強調しました。

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