文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日、前日に亡くなった盧泰愚(ノ・テウ)元大統領について、「光州(クァンジュ)民主化運動の強制鎮圧や軍事クーデターなど、歴史的な過ちは少なくないが、ソウル五輪の成功や北方外交の推進、南北基本合意書の採択など成果もあった」と述べました。
一方、大統領府青瓦台によりますと、文大統領は盧元大統領の焼香所には弔問しないということです。弔問しない理由について、この日の午後、ASEAN=東南アジア諸国連合の韓日中のオンライン首脳会議に出席することや、翌日から海外訪問日程が始まることなどを考慮したためだとしています。弔問に行かないと決定したことについて青瓦台内部では特に異見はなかったということです。
また、盧元大統領への弔問は、青瓦台からは、兪英民(ユ・ヨンミン)大統領秘書室長と 李哲熙(イ・チョルヒ)政務首席秘書官が行く予定だということです。