国葬として営まれている盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の葬儀場には、各界の関係者が次々に弔問に訪れています。
第13代大統領の盧泰愚元大統領は、26日、病気療養中のところ亡くなりました。89歳でした。
27日午後、葬儀場には、与党「共に民主党」の宋永吉(ソン・ヨンギル)代表や次期大統領選公認候補の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道(キョンギド)知事、李洛淵(イ・ナギョン)元代表などが訪れ哀悼の意を表しました。
最大野党「国民の力」からも李俊錫(イ・ジュンソク)代表や大統領選公認候補を争う尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏や洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏、劉承ミン(ユ・スンミン)氏、元喜龍(ウォン・ヒリョン)氏の各候補が葬儀場を訪れました。
そのほか、「国民の党」安哲秀(アン・チョルス)代表や「国民の力」の金鍾仁(キム・ジョンイン)元非常対策委員長も訪れ、故人の生前の業績を称えました。
一方、経済関係者の弔問も相次ぎました。
サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長や朴容晩(パク・ヨンマン)前大韓商工会議所会長、孫京植(ソン・ギョンシク)韓国経営者総協会会長などが哀悼の意を表しました。
盧元大統領の長女、盧素英(ノ・ソヨン)氏と離婚調停中のSKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長は、喪主に名を連ねていますが、10分ほどの弔問を終えて葬儀場をあとにしました。
盧元大統領の出棺は30日に行われる予定です。