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社会

ウィズコロナで感染増加傾向 英調査「韓国の対策強度は低い水準」

Write: 2021-11-11 14:40:31Update: 2021-11-11 15:38:48

ウィズコロナで感染増加傾向 英調査「韓国の対策強度は低い水準」

Photo : YONHAP News

中央防疫対策本部防疫によりますと、新型コロナウイルスの新たな感染者は11日までに2520人増え、累計で38万8351人になりました。
重症患者は13人増えて473人、死者は21人増えて3033人になりました。重症患者の数は、過去最高となりました。
今月から「段階的な日常回復」いわゆる「ウィズコロナ」へシフトしたことで人々の移動量や私的な集まりの頻度が急増し、これにより感染者数も増加傾向を示しています。
一方、イギリス・オックスフォード大学が10日発表した、国ごとの新型コロナウイルス対策の厳しさを示した指数で、韓国は100点中39.35点でした。
この指数は、私的な集まりの人数制限や不特定多数が利用する施設の運営など9つの分野の感染防止対策を評価して算出したもので、点数が高いほど対策が厳しいことを意味します。
G20=主要20か国で韓国より点数が低いのは、メキシコ(35.19点)とスロベニア(36.11点)だけで、防疫措置のほとんどを解除したイギリスの41.20点よりも低くなっています。
先月末までは、韓国はこの指数でイギリスやドイツなどのヨーロッパ諸国はもちろん、感染防止のための規制が多いとされるシンガポール(44.44点)よりも高い47.22点でした。
ところが、「段階的な日常回復」いわゆる「ウィズコロナ」へシフトしたことによって8点以上も下がりました。
国内の感染状況の悪化を受けて、専門家だけでなく、防疫当局内でも一度に過度な規制緩和をしたのではないかという懸念が出ていますが、この指数もそれを裏付けるかたちとなっています。

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