北韓が韓国領土を砲撃し、2人の兵士が犠牲となった延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件から11年となった23日、海兵隊司令部は国立大田顕忠院で追悼式を開きました。
北韓による延坪島砲撃事件では、北韓が延坪島とその近海に砲弾を撃ち込み、応戦した韓国軍海兵隊の兵士2人が死亡し、16人が重軽傷を負いました。
追悼式には、事件で犠牲となった2人の兵士の遺族や、海軍・空軍参謀総長、海兵隊司令官のほか、ことしは2010年に北韓に撃沈された海軍哨戒艦「天安」の艦長を務めていたチェ・ウォニル氏と事件の生存者も出席し、注目を集めました。
徐旭(ソ・ウク)国防部長官は追悼の辞で、「政府は国のために献身された全ての方の名誉をたたえ、礼遇を受けられるよう最善を尽くす」と述べました。