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政治

「佐渡島の金山」の世界遺産登録推進 政府「動向を注視」

Write: 2021-11-24 10:53:03Update: 2021-11-24 15:51:28

日本による植民地時代に韓半島出身者が強制徴用された新潟県の「佐渡島の金山」がユネスコ=国連教育科学文化機関の世界遺産候補として推薦される可能性が高くなっています。
世界遺産への推薦は各国が年間1件行うことができ、今回日本の文化庁文化審議会が検討しているのは佐渡の金山だけで、今年中に候補に推薦するかどうかを決める予定だということです。
新潟県と佐渡市は2015年から世界文化遺産候補の選定に向けて力を入れてきており、今回、単独で文化庁文化審議会の審査を受けていることから、候補に選ばれる可能性が高いとみられています。
佐渡島の金山が候補に決まった場合、日本政府は来年2月ごろにユネスコに正式に推薦書を提出すると予想されます。
登録されるかどうかは、ユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議(ICOMOS)の審査と勧告を経て2023年に決まります。
江戸時代に金鉱として有名だった佐渡島の金山は、第2次世界大戦が本格化した後には銅、鉄、亜鉛など戦争物資を確保する鉱山として主に活用されました。
韓半島出身の労働者が多数動員されており、日本が世界遺産登録推進の動きを本格化させれば、韓日間の外交問題として浮上する可能性が高いとみられています。
これについて、外交部の当局者は23日、「登録推進がまだ日本国内で確定していないと承知している」としたうえで「関連動向を注視している」との立場を示しました。

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