中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は26日午前0時までに新たに3901人が確認され、累計で43万2901人になりました。
重症患者は617人を記録して、4日連続で最多を更新し、安定的な医療体制が可能とされている500人の基準を超えています。
死者は39人増えて、合わせて3440人になりました。
療養病院などを中心にブレークスルー感染が増えており、病床が徐々にひっ迫している状況です。
感染者が集中している首都圏では、病床の割り当てを1日以上待つ患者の数が1310人を記録したほか、4日以上待っている患者の数も239人でした。
政府によりますと、首都圏はいつでも非常計画の発動を検討しなければならない状況だということで、来週月曜日の29日に、新型コロナの状況悪化を踏まえた防疫指針の強化について発表すると明らかにしました。