バドミントンのインドネシア・オープンで、韓国のアン・セヨン(19)が女子シングルスで優勝を果たしました。
アン・セヨンは28日に行われたインドネシア・オープンの女子シングルスの決勝で、タイのラチャノック・インタノをセットスコア2対0で下しました。
ことし21日に開かれたインドネシア・マスターズでは日本の山口茜を下し、優勝していて、2週連続での国際大会での優勝となりました。
第1ゲームで21対17で勝ったアン・セヨンは、第2ゲームではデュースまでもつれる接戦の末、相手のミスを引き出し、22対20で勝利しました。
アン・セヨンは、中学生だった2017年に韓国代表となり、2018年のアイリッシュ・オープンでシニアの国際大会で初めての優勝を果たしました。
また、おととしのニュージーランド・オープン、カナダ・オープン、秋田マスターズ、フランス・オープン、光州(クァンジュ)コリア・マスターズの5大会で金メダルを獲得し、世界バドミントン協会(BWF)からの新人賞を受賞しました。
去年は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で国際大会での活動がままなりませんでしたが、ことしは1月の世界バドミントン協会ワールドツアー・ファイナルに続いて、インドネシアマスターズとインドネシアオープンを制し、注目を浴びています。