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経済

中国製尿素水3000トン 韓国に向けて搬送

Write: 2021-11-29 14:55:52Update: 2021-11-29 18:03:36

中国製尿素水3000トン 韓国に向けて搬送

Photo : YONHAP News

中国が最近、尿素水の輸出前検査を義務付けたことで、ディーゼル車に必要な尿素水の品薄現象が深刻化していますが、中国製尿素水3000トンを積んだ船が韓国に向けて出発しました。 
中国駐在韓国大使館によりますと、輸出前検査を通過した車両用の尿素水3000トンを積んだ船が29日午前7時過ぎに山東省の港を出発したということです。
この船は2日後の来月1日、韓国南東部の蔚山(ウルサン)港に到着します。
尿素水3000トンは、今月23日に蔚山港に到着した尿素水300トンと同じく、中国との間ですでに輸入契約が結ばれていた尿素水18700トンのうちの一部です。
韓国大使館側は、「輸出過程で手続きが遅れないよう、中国の関係機関と現地の業界、韓国の関係部処が連携した。今後も、韓国国内で必要な尿素水が早期に供給されるよう、中国当局と引き続き協議する」と話しました。
中国は、尿素水の原料である石炭価格の上昇や電力不足を理由に、先月15日から尿素水の輸出前検査を義務付けていて、産業用と車両用尿素水の97%を中国から輸入している韓国も、尿素水の需給に支障が出ています。
こうしたなか、韓国外交部と中国商務省は30日、包括的な経済協力を話し合う「韓中経済共同委員会」を開催します。
外交部によりますと、韓国外交部の崔鍾文(チェ・ジョンムン)第2次官と中国商務省の任鴻斌次官は30日、オンラインで会議を開き、貿易・投資協力、地域・多国間協力などについて話し合うということです。
最近、問題となっている尿素水の品薄現象や、中国政府が韓流コンテンツと韓国旅行を禁止している「韓限令」などが議論されるかにも関心が集まっています。
韓中経済共同委員会は、韓国と中国が1993年から経済分野全般について議論するため、定期的に開催している経済協力の協議体です。

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