メニューへ 本文へ
Go Top

文化

KBS、新社長が就任 「公営放送KBSの独立」を宣言

Write: 2021-12-10 13:29:43Update: 2021-12-10 13:36:17

KBS、新社長が就任 「公営放送KBSの独立」を宣言

Photo : YONHAP News

KBS韓国放送公社の新しい社長にキム・ウィチョル氏が就任しました。 
キム・ウィチョル新社長は10日、ソウル汝矣島(ヨイド)のKBSアートホールで開かれた就任式であいさつし、「KBSは国民の前で、政治、資本、権力など、韓国社会のいかなる既成勢力からも影響を受けないことを宣言する。国会や政府、広告主のように現実的な力を持つ利害関係者と一定の距離を保ち、公営メディアとしての独立性を確保する」と覚悟を語りました。
キム社長は、「独立性は、視聴者の信頼があってこそ、揺るぎないものとなる。視聴者の信頼を得るため説明を尽くす。視聴者の質問に答え、結果を示し、評価を受ける」と話しました。
また「テレビの危機だ、地上波放送の危機だ、なかでも公営放送KBSの危機だという話がよく聞かれる。否定しがたい現実だ」としたうえで、「しかし、KBSの道はほかとは異なる。商業的利益を追求する民間のメディアとの差別化を図り、KBSだからこそ持てる品格を失わず、どんな外部からの圧力にも揺らぐことなく、誰も追随できない信頼をお届けすることが、私たちの進むべき道だ」と強調しました。
キム社長は、「このためには社内にある壁を砕く必要がある。社員には、ニュース、ドラマ、ドキュメンタリー、バラエティーの壁を砕き、視聴者の関心を中心に、革新と発想の転換を示してほしい。斬新なコンテンツという結果を示してほしい」として、KBSならではのコンテンツを作るよう呼びかけました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >