ドイツ・ボンで開催されたベートーベン国際ピアノコンクールで韓国人ピアニストのソ・ヒョンミンが優勝しました。
錦湖（クモ）文化財団によりますと、ソ・ヒョンミンは11日（現地時間）に閉幕した「ボン・テレコム・ベートーベン国際ピアノコンクール」で１位とシューマン賞、室内楽賞、最優秀解釈賞を受賞しました。
優勝賞金は３万ユーロで、副賞として２年間のヨーロッパ演奏ツアーやクラシック・フィルハーモニー・ボン管弦楽団とのドイツ演奏ツアーなども与えられます。
ボン・テレコム・ベートーベン国際ピアノコンクールは、ドイツの通信会社「ドイツテレコム」の主催で2005年から２年に一度、18歳から33歳の演奏者を対象に開催されています。
４歳のころにピアノを始めたソ・ヒョンミンは、５歳から作曲を始め、７歳で初の独奏会を開きました。
10歳でアメリカに渡り、2001年にニューヨーク・フィルハーモニック主催のオーディションで優勝し、国際デビューを果たしました。
現在はドイツ・ハノーバー音楽大学大学院で最高演奏者課程に在学中です。
ボン・テレコム・ベートーベン国際ピアノコンクールで韓国人が優勝したのは、ソ・ヒョンミンが３人目です。