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サイエンス

PM2.5の濃度 去年は2012年以来最も低い水準

Write: 2021-12-24 07:26:05Update: 2021-12-24 10:14:07

PM2.5の濃度 去年は2012年以来最も低い水準

Photo : YONHAP News

PM2.5=微小粒子状物質の濃度が、去年は2012年以来、年間を通じて最も低い水準であったことが、環境部の国立環境科学院の調査でわかりました。
それによりますと、首都圏におけるPM2.5の平均濃度は、2018年に23.3マイクログラムだったのが、去年2020年は21.6マイクログラムに減少しました。
また、首都圏の場合、PM2.5の25分の1に当たる100ナノメートル以下の粒子、ナノ粒子の濃度も大きく減少しています。ナノ粒子は、主にディーゼル車から排出されることが知られていて、ナノ粒子の濃度は、去年2020年は2018年に比べ26.8%減少しました。国立環境科学院は、首都圏で古いディーゼル車が大きく減ったことに伴いナノ粒子の濃度も減少したものとみています。
化石燃料を燃やす際に排出される炭素も減少したほか、船舶から排出されるバナジウムとニッケルも2018年に比べ、2020年は大幅に減少しています。これについて、国立環境科学院は、国際海事機関の海洋汚染防止協定を改正し、去年から国際航路を運航する船舶で使用される船舶燃料油の硫黄分濃度を0.5%に制限したことが背景にあると分析しました。

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