ことしに入って、１月10日までの輸出額は前の年の同じ時期に比べて20％以上、増加しました。
11日、関税庁によりますと、１月１日から10日までの輸出額は139憶ドルで、去年より24.4％増加しました。
操業日数を考慮した１日平均の輸出額も21億5000万ドルで、去年より14.8％増えています。
主力品目を見てみますと、半導体（23.3％）、石油製品（135.3％）、精密機器（29.2％）、自動車（26.2％）などが去年に比べて増加した反面、無線通信機器は51％減りました。
輸出先別には、中国（22.6％）、アメリカ（35.1％）、EU＝ヨーロッパ連合（3.8％）、ベトナム（17.3％）などが増加しました。
同じ期間の輸入額は189億ドルで、前の年に比べて57.1％増加しました。
主な輸入品目としては、原油（79.9％）、半導体（28.4％）、ガス（392.5％）、石油製品（149.8％）などが増えた反面、無線通信機器は42.5％減りました。
国別には、中国（39.5％）、EU＝ヨーロッパ連合（18.6％）、アメリカ（70.2％）、日本（34.7％）、サウジアラビア（356.9％）、オーストリア（193.5％）などからの輸入が増加しました。
今月10日までの貿易収支は49万4500ドルの赤字です。前の年の同じ時期には８億1600万ドルの赤字でした。