去年の国税収入が、当初予算で見込んだ額を59兆ウォン以上上回りそうです。
企画財政部によりますと、去年11月までの税収の累計は323兆4000億ウォンで、12月まで含めると年間の税収は少なくとも341兆ウォンに上る見込みだということです。
これは、政府が2021年の当初予算で見込んだ282兆7000億ウォンを59兆ウォン上回るもので、去年7月に組んだ2回目の補正予算で見込んだ314兆3000億ウォンを27兆ウォン、また去年11月に見込んだおよそ333兆ウォンを19兆ウォンそれぞれ上回るものです。
このように政府の想定を大きく外れたことについて、政府は、輸出入が大きく増えるなど経済が予想以上に早く回復したことや、資産価格が上昇したことなどを理由に挙げています。
最終的な集計は来月中に発表される予定ですが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領がこの税収の超過分を活用して、小規模事業者への支援策を講じるよう指示するなど、近く補正予算の編成が行われそうです。