死亡数が出生数を上回る人口の自然減が去年11月に初めて8000人を超え、減少幅がこれまででもっとも大きかったことがわかりました。
統計庁が26日、発表した2021年11月の人口動向によりますと、去年11月の出生数は1万9800人で、ひと月の出生数としては統計を取り始めた1981年以来、もっとも少なかったということです。
これに対して、死亡数は2万8426人で、死亡数から出生数を差し引いた人口の自然減は8626人と、1981年以来、月間ではもっとも大きくなりました。
また去年1月から11月までの自然減の累計は4万1876人と、年間の自然減でもっとも大きかったおととしの 3万2611人をすでに超えました。
人口の自然減は2019年11月から25か月間続いています。