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政治

韓国軍「小型衛星搭載の固体燃料ロケット、25年に打ち上げる」

Write: 2022-04-04 14:10:06Update: 2022-04-04 14:12:06

韓国軍「小型衛星搭載の固体燃料ロケット、25年に打ち上げる」

Photo : YONHAP News

韓国軍当局は4日、韓国独自の技術で開発し、先月末に打ち上げ実験に成功した固体燃料ロケットについて、2025年に小型衛星を地球の低軌道に乗せることを目標に開発を続ける考えを示しました。
国防部傘下の研究機関の関係者が4日明らかにしたところによりますと、2025年をめどに韓国南部の全羅南道(チョンラナムド)高興(コフン)の羅老(ナロ)宇宙センターから韓国の技術で開発した固体燃料ロケットに実験用衛星を搭載して打ち上げる計画で、高度500キロの地球低軌道に重さ500キロの小型人工衛星を打ち上げることを目指しているということです。
国防部傘下の国防科学研究所は先月30日、韓半島の西海岸から韓国独自の技術で開発した固体燃料ロケットの打ち上げ実験に初めて成功しています。
さらに2、3回の実験を経て衛星の打ち上げに成功すれば、固体燃料ロケットを軍の偵察衛星の打ち上げに使用できるようになるほか、民間部門での活用も可能になると期待されています。
韓国の固体燃料ロケットの開発は、韓米の「ミサイル指針」で制限されていましたが、去年5月に指針が撤廃され開発が進められていました。
固体燃料エンジンは小型衛星や多数の超小型衛星を地球低軌道に乗せるためのロケットに使われます。
液体燃料エンジンに比べて安価で単純な構造のため、大量生産もしやすく、液体燃料と違って前もって装備しておくことができ、迅速に打ち上げられるという利点もあります。

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