政府の感染症対策「社会的距離の確保措置」が緩和されたことで、デパートや大型スーパーをはじめとする小売流通業界の景気改善への期待が高まっています。
大韓商工会議所は、第2四半期の小売流通業界の景気見通し指数（RBSI）が基準値の100に近い99を記録したと、10日明らかにしました。
景気見通し指数が基準値の100を超えると、現在の四半期の景気が直前の四半期よりも前向きであると評価している企業が多いことを意味し、100以下であればその反対を意味します。
この指数は、去年第3四半期に106から第4四半期に99、ことし第1四半期に96に下落したあと、第2四半期に再び上昇しました。
今回の調査は2月24日から3月21日にかけて、デパートや大型スーパー、コンビニ、スーパー、インターネットの5つの業態の1000か所を対象に実施されました。
大韓商工会議所は、政府の感染症対策「社会的距離の確保措置」が緩和されたことで消費心理が改善し、小売業の景気が本格的に正常化するとの見通しを示しました。