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政治

次期大統領、外交部・法務部など閣僚8人を指名

Write: 2022-04-13 15:37:37Update: 2022-04-14 09:52:13

次期大統領、外交部・法務部など閣僚8人を指名

Photo : KBS News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領は、13日午後2時にソウル通義洞(トンイドン)にある引き継ぎ委員会のオフィスで記者会見し、外交部長官や法務部長官など、新政権の閣僚候補8人を新たに発表しました。
まず、外交部長官候補に次期与党「国民の力」の朴振(パク・ジン)国会議員、統一部長官候補には同じく「国民の力」の権寧世(クォン・ヨンセ)国会議員を指名しました。
尹次期大統領は、次期与党の議席が少ない状況を踏まえて現役議員の入閣を最小限にする方針でしたが、外交安保の中核となる外交部と統一部に政治家出身の長官を起用したのは、経験と政治感覚、専門性などを考慮したものとみられます。
外交部長官に抜擢された朴振議員は、外交官出身で、2001年にハンナラ党の総裁広報特別補佐官として政界入りし、第16・17・18・21代国会議員を務めました。
党内の代表的な「アメリカ通」として知られ、最近では韓米政策協議代表団長を務めて5泊7日の訪米日程をこなしました。
統一部長官に抜擢された権寧世議員は、第16・17・18・21代国会議員を務めたほか、中国駐在韓国大使などを歴任しました。
今回の大統領選挙では総括特報団長に続き、選挙対策本部長として活躍し、現在は政権引き継ぎ委員会の副委員長を務めています。
権議員は、国民の力の人材スカウト委員長を務め、尹次期大統領が政界入りする前から国民の力の入党などに関する事前作業などを行った人物として知られていて、尹次期大統領の側近中の側近とされています。
また、法務部長官候補には韓東勲(ハン・ドンフン)司法研修院副院長が抜擢されました。
韓候補は、尹次期大統領が検事だったころ、SKの粉飾決算会計事件や大統領選挙の秘密資金事件、現代自動車の不正事件、チェ・スンシルゲートなどをともに捜査した側近とされています。
このほかにも、社会副首相兼教育部長官には金仁喆(キム・インチョル)前韓国外国語大総長、行政安全部長官には李祥敏(イ・サンミン)元国民権益委員会副委員長、環境部長官には韓和眞(ハン・ファジン)韓国環境研究院名誉研究委員、海洋水産部長官には趙承煥(チョ・スンファン)元海洋水産科学技術振興院長、中小ベンチャー企業部長官には国民の力の李永(イ・ヨン)議員が指名されました。
また、大統領秘書室長には金大棋(キム・デギ)元青瓦台(大統領府)政策室長を起用しました。
金元室長は、企画予算処の予算室長をはじめ統計庁長、文化体育観光部第2次官を歴任し、李明博(イ・ミョンバク)政権では大統領経済首席秘書官と政策室長を歴任したほか、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時は青瓦台で経済政策秘書官を務めました。
雇用労働部、農林畜産食品部長官は後日発表される予定です。

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