去年末の時点で、韓国国内で登録された障害者はおよそ264万人で、65歳以上の高齢の障害者の割合が増加傾向にあることがわかりました。
保健福祉部が19日に発表した統計によりますと、去年、国内で登録を済ませている障害者は、前の年より８万7000人増えた264万5000人で、総人口の5.1％となっています。
年齢別に見てみますと、60代が23.6％（62万4000人）で最も多く、これに次いで70代が21.9％（57万8000人）、80代以上が17.9％（47万4631人）の順となっていました。
とくに去年は、新しく登録した障害者のうち70代が24.8％で最も多く、80代以上が19.5％となっていました。
障害者のうち65歳以上の高齢者は、2011年の38％から去年51.3％にまで増え、この10年で過半数となりました。
障害種類別では肢体不自由が45.1％で最も多く、これに次いで聴覚障害15.6%、視覚障害9.5%、脳病変障害9.4％の順となっていました。
去年は、新たに登録した障害者では聴覚障害が32.8%で最も多く、肢体不自由（16.6％）、脳病変障害（15.2％）、腎臓障害（10.3％）の順でした。
また、重症以上の程度の高い障害者は全体の37.2％でした。