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国際

韓米の安保担当高官 北韓ミサイルを非難、連携維持で一致

Write: 2022-05-13 11:53:12Update: 2022-05-13 15:18:55

韓米の安保担当高官 北韓ミサイルを非難、連携維持で一致

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が就任してから初めて韓米の安全保障を担当する高官による電話会談が12日行われ、両氏は北韓問題をめぐって緊密に連携していくことで一致しました。
韓国の大統領室は13日、金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長とアメリカで国家安全保障を担当するサリバン大統領補佐官が12日に初の電話協議を行ったと明らかにしました。
アメリカのホワイトハウスも両氏が電話で協議し、バイデン大統領の20日からの韓国訪問に関して意見交換したと明らかにし、バイデン大統領と尹大統領の会談が韓米同盟の重要な転機になるとの認識で一致したと強調しました。
電話会談で両氏は、北韓による相次ぐ弾道ミサイル発射は「国連安全保障理事会の決議違反だ」と非難し、韓半島の非核化という目標に向けて前進させるため、韓米が緊密な連携を維持していくことで一致したということです。
韓国で新政権が発足して3日目に北韓がミサイルを発射したことに対し、韓米が緊密に連携して対応する姿勢を強調する狙いがあったとみられています。
アメリカは、北韓の短距離弾道ミサイル発射について「差し迫った脅威ではないものの、北韓の違法な武器開発が安全保障にマイナスの影響を与えていることを示すものだ」とするこれまでの立場を再確認するとともに、ミサイル発射を糾弾し、北韓に対して対話に乗り出すよう改めて求めました。
北韓が国内で新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを初めて明らかにしたことについては、「現時点でワクチンを北韓に提供する予定はないが、最も弱い立場にある北韓の人々に人道支援を提供するための国際的な取り組みを引き続き支援する」としています。
一方、ホワイトハウスのサキ報道官は12日、バイデン大統領が、今月の韓国訪問で、韓国と北韓の軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)への訪問を検討していると明らかにしました。
バイデン大統領は20日に韓国を訪問し、21日に尹大統領と会談する予定です。

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