4月の輸出は578億ドルで、4月としてはこれまでで最も多くなりました。
関税庁が16日にまとめたところによりますと、4月の輸出は578億ドルで、去年の同じ期間に比べて12.9%増えました。
4月としてはこれまでで最も多く、14か月連続で500億ドルを超えました。
主な輸出品としては、半導体が去年の同じ期間に比べて15.6%伸びたほか、家電製品が45.6%増えました。
半導体の輸出は22か月連続で増加し、12か月連続で100億ドルを超え、石油製品の輸出は14か月連続で増えています。
1~4月の累計の輸出額は2311億ドルで、過去最高となっています。
一方、4月の輸入は18.6%増えて603億ドルとなり、貿易収支は25億ドルの赤字となりました。
主な輸入品としては、原油が去年の同じ期間に比べて78.4%、メモリ半導体は2.4%増えました。
国別の輸出先では、中国が2020年10月以来18か月ぶりに減少に転じたのに対し、アメリカは20か月連続で増えました。