中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は17日午前0時までに新たに3万5117人が確認されました。
週末明けの前日に比べると2倍以上ですが、火曜日を基準とすると過去15週で最も低い数値です。
重症患者は333人で8日連続300人台となっていて、死者は27人でした。
防疫当局によりますと、過去8週の感染者数は減少傾向を示しているものの、その勢いはやや鈍化しつつあるということです。
また、国内で「ステルス・オミクロン」とも呼ばれるオミクロン株の変異ウイルス「BA.4」1件と「BA.5」2件の感染も確認されました。
「BA.4」と「BA.5」は、より感染力が高い可能性があるとされていますが、重症化に与える影響は確認できていないということです。
一方、防疫当局は、地域社会の感染者の規模の確認と流行の危険度評価のために今月から全国17の市と道の住民を対象に抗体調査を行うと明らかにしました。
防疫当局は、感染者の隔離義務を解除する時期について、感染者の推移と医療体制の対応能力などを考慮して、今週金曜日の会議で決める予定です。