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政治

国務総理候補の任命同意案を20日に採決 与野党

Write: 2022-05-18 13:14:42Update: 2022-05-18 14:59:06

国務総理候補の任命同意案を20日に採決 与野党

Photo : YONHAP News

与野党は17日、国務総理候補に指名された韓悳洙(ハン・ドクス)氏の任命同意案の採決を、20日の国会本会議で行うことで合意しました。
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が先月3日に韓氏を指名してから47日ぶりに採決が行われることになりますが、尹大統領が17日に法務部長官に韓東勲(ハン・ドンフン)氏を任命したことに最大野党「共に民主党」が強く反発しているため、政局の重大な分岐点になるものとみられます。
総理任命同意案が国会の本会議で可決するには、在籍議員の過半数が出席し、過半数の賛成が必要であるため、韓氏の任命同意案の可決は、定数300議席のうち167議席を有する民主党に委ねられています。
民主党は今月2~3日の人事公聴会を終えたあと、「前官礼遇」(高い官職にいた人物に対して、退官後も同じような待遇を与えること)などの問題を挙げ、韓氏に不適格判定を下しましたが、尹大統領が野党の反対を押し切って韓氏の任命を強行したことで、雰囲気がさらに悪化している状況です。
ただ、地方選挙を控え、韓氏の任命同意案が否決となる場合の逆風も予想されるため、民主党としても難しい決断を迫られることになります。
地方選挙の形勢が民主党に有利ではない状況で、「足を引っ張っている」というイメージを与えてしまうと、惨敗する可能性があるとの懸念も出ています。
民主党は、本会議の前に議員総会を開き、賛否に関する党論を決める計画です。

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