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国際

尹大統領、IPEF参加を確定 24日の発足式に参加

Write: 2022-05-18 15:12:55Update: 2022-05-18 15:56:18

尹大統領、IPEF参加を確定 24日の発足式に参加

Photo : YONHAP News

政府は、アメリカが主導する新たな経済連携「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」に発足メンバーとして参加すると明らかにしました。
大統領室が18日に明らかにしたところによりますと、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は今月24日に日本で開かれるIPEF発足宣言首脳会議にオンラインで出席する予定だということです。
この会議は、韓国を訪問したあと日本を訪れるアメリカのバイデン大統領が主宰する予定で、IPEF発足に向けた協議の開始を宣言するイベントだということです。
尹大統領は、IPEF発足に先立って21日にソウルで開催されるバイデン大統領との初の韓米首脳会談で、IPEF発足を支持し参加意思を明らかにする案を検討しているとされています。
バイデン大統領が去年10月のEAS=東アジア首脳会議で初めて公開したIPEFは、世界的な課題となっているサプライチェーンやクリーンエネルギーなど4つの項目で連携を図るものです。
韓国政府はすでにIPEFへの参加を前向きに検討していて、アメリカをはじめとする関連国との協議を進めてきました。
バイデン大統領が、訪韓直後の22~24日の日程で日本を訪問した際に、IPEFの発足を宣言すると伝えられたことで、関連国との協議が進んだとされています。
尹大統領は今月16日に国会で行われた初の施政方針演説で、「今週訪韓するバイデン大統領とインド太平洋経済フレームワークを通じてグローバルサプライチェーンの協力強化策について話し合う」と述べ、IPEFへの参加意思を事実上公式に宣言しました。
IPEFは、中国をサプライチェーンから排除する反中傾向の枠組みとされているため、韓国がIPEFに参加した場合、中国との関係をどう保っていくかが、尹大統領の今後の課題になるものとみられます。

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