尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領の国政運営に関して、就任後初めて行われた調査で、肯定的に評価した人は52.1％と、否定的な評価を上回りました。
世論調査会社「リアルメーター」が、今月16日から20日にかけて、全国の18歳以上の2528人を対象に調査を行ったところ、尹大統領の国政運営について、「うまくやっている」と答えた人は52.1％、「うまくやっていない」と答えた人は40.6％と、肯定的な評価が否定的な評価を11.5ポイント上回りました。
今回の調査の結果について、リアルメーターは、今月18日に行われた5.18民主化運動記念式に、保守系与党「国民の力」の国会議員が多数出席したことや、アメリカのバイデン大統領の来韓などが、支持率上昇の要因になったと分析しています。
今後の国政運営の見通しについては、「うまくやるだろう」と答えた人は、先週の調査より3.1ポイント上がった54.3％、「うまくやれないだろう」と答えた人は、先週より3.2ポイント下がった41.0％でした。
政党への支持率は、「国民の力」が前週より2.0ポイント上がった50.1％で、革新系最大野党「共に民主党」は0.8ポイント上がった38.6％でした。
この調査の信頼水準は95％、標本誤差は±1.9ポイントです。
詳しい世論調査の結果は、リアルメーターと中央選挙世論調査審議委員会のホームページで確認できます。