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サイエンス

ハンコム 韓国初の民間地球観測衛星の軌道投入に成功

Write: 2022-05-26 15:04:32Update: 2022-05-26 15:08:47

ハンコム 韓国初の民間地球観測衛星の軌道投入に成功

Photo : YONHAP News

韓国のIT大手「ハンコムグループ」が開発した、韓国初の民間による地球観測衛星「世宗(セジョン)1号」が韓国時間の26日午前、予定の軌道に投入され打ち上げに成功しました。 
ハンコムグループによりますと、世宗1号は、打ち上げ後、順調に飛行して予定の軌道に投入され、韓国時間の午前11時11分に地上との通信に成功したということです。
世宗1号は、アメリカの民間の宇宙開発企業「スペースX」の「ファルコン(FALCON)9」ロケットに搭載され、韓国時間の26日午前3時35分にフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられました。
大きさ100ミリ×200ミリ×300ミリ、重量10.8キロの超小型の低軌道衛星で、地上から500キロの軌道をおよそ90分に1回、1日最大で14回周回します。
この衛星は、1か月間のテストを経て、5メートルの解像度の観測カメラで地球観測データを取得することになります。
ハンコムグループは、「世宗1号の打ち上げを通じて、人工衛星やドローン、完成型超高解像度センサーにもとづく、世界で唯一の宇宙、空中、地上をすべてカバーする映像データ・サービス・ベルトを構築する」と説明しています。
ハンコムグループは、宇宙開発事業のため2020年9月に宇宙・ドローン専門企業の「インスペース」を買収しました。
ハンコムグループは、来年の上半期に世宗2号を打ち上げたあと、下半期に3号と4号、2024年に5号の合わせて5基を段階的に打ち上げる予定です。

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