サッカーの国際親善試合が2日、ソウルで行われ、韓国代表はブラジルに1対5で完敗しました。 
韓国とブラジルの国際親善試合はソウル・ワールドカップ競技場で行われ、FIFA＝国際サッカー連盟ランキング29位の韓国は、1位のブラジルを相手に前半まで1対2と対等に戦いました。
韓国は、前半31分にファン・ウィジョが強力なゴールを決め、同点に追いつきました。
しかし、後半に入ってブラジルに3得点を許し、1対5の完敗となりました。
これで韓国のブラジルとの通算成績は、1勝6敗となりました。
韓国がブラジルを相手に得点したのは、2002年11月の親善試合でキム・ドフンとアン・ジョンファンがそれぞれゴールを決めて以来、20年ぶりです。
韓国は6日、大田（テジョン）ワールドカップ競技場で行われるチリとの国際親善試合に臨みます。
一方、試合開始前に、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領が競技場を訪れ、アジア人選手として初めてイングランド・プレミアリーグで得点王となったソン・フンミンに最高の体育勲章「青龍章」を授与しました。
政府は先月26日の閣議で、ソン・フンミンに対して韓国の地位を高めたとして「青龍章」を授与することを決めていました。