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社会

運輸労働組合がストライキ 尹錫悦政府の対応に注目

Write: 2022-06-07 14:29:55Update: 2022-06-07 15:14:16

運輸労働組合がストライキ 尹錫悦政府の対応に注目

Photo : YONHAP News

貨物トラックの運転手らで作る労働組合が7日0時から運輸業務を拒否するストライキに入りました。
ストライキを行っているのは、組合員およそ2万5000人が所属する運輸労働組合の「貨物連帯」で、貨物連帯によりますと、今回のストライキには組合に所属していない運転手らも相当数が参加する見通しだということです。
貨物連帯は、主要港湾やコンテナ基地などでほかの貨物トラックの出入りをふさぐ、いわゆるピケッティング(封鎖闘争)も行う計画です。
貨物連帯は、ことし末に終了する安全運賃制を持続させ、適用対象も拡大することを要求しています。
安全運賃制は、貨物トラック運転手のスピードの出し過ぎや過労を防ぐために、最低水準の運賃を保障する制度で、コンテナとセメントを積むトラックを対象に3年の期限付きで導入されました。
一方、経営者側は、物流コストの上昇や貨物連帯側の運賃算定の根拠が明確でない点などを指摘し、予定通りことし末に安全運賃制を終了すべきだと主張しています。
ストライキについて政府は、貨物の運送を妨げる出入り口の封鎖や車両の破損などの違法行為に対しては法的措置をとる方針を明らかにしています。
貨物連帯と国土交通部は2日に交渉を行いましたが、平行線をたどりました。
発足間もない尹錫悦(ユン・ソンニョル)政府が労働界に対してどのように対応するのか、注目が集まっています。

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