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韓半島

北韓が西海へ放射砲発射 国家安保室が安保状況点検会議

Write: 2022-06-13 11:21:13Update: 2022-06-13 11:34:36

北韓が西海へ放射砲発射 国家安保室が安保状況点検会議

Photo : YONHAP News

北韓は12日午前、韓半島西の海に向けて複数の放射砲を発射したとみられると、韓国軍が明らかにしました。
韓国軍合同参謀本部は「12日午前8時7分ごろから午前11時3分ごろにかけて北韓の放射砲と推定される複数の弾頭の航跡を確認した」と発表し、「韓国軍は監視と警戒を強化しており、韓米間で緊密に協力しながら徹底した備えを維持している」と述べました。
北韓は、西海岸地域から韓半島西の海、西海(ソヘ)に向けて放射砲を5発ほど発射したもようです。
放射砲は口径300ミリ未満で、誘導機能がない122ミリまたは240ミリと推定されています。
北韓による挑発は、平壌(ピョンヤン)など4か所から韓半島東の東、東海(トンヘ)に向けて短距離弾道ミサイル8発を発射した今月5日以来、1週間ぶりです。
北韓軍の夏季訓練がまだ始まっていないため、放射砲発射は武力誇示と分析されます。
北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、8~10日に開かれた朝鮮労働党中央委員会の拡大総会で、「わが国の安全環境は極めて深刻だ」と強調し、予定を前倒しして国防力強化を急ぐ方針を示していました。
北韓の放射砲発射を受けて、12日午前10時半から1時間、国家安保室が安保状況点検会議を開き、関連状況について報告を受け、韓国軍の警戒態勢を点検したと、大統領報道官室が12日発表しました。
会議出席者は、北韓が安全保障への直接的な脅威となる各種の武器体系を持続的に改良していることに懸念を示し、今後の状況を点検しながら厳正に対応するとの政府の立場を改めて確認したということです。

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