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サイエンス

韓国国産ロケット「ヌリ号」 悪天候で打ち上げが1日延期へ

Write: 2022-06-14 12:08:50Update: 2022-06-14 12:26:42

韓国国産ロケット「ヌリ号」 悪天候で打ち上げが1日延期へ

Photo : YONHAP News

韓国の独自技術で開発された初の宇宙ロケット「ヌリ号」は、16日に2回目の打ち上げを行う予定でしたが、天候の悪化により1日延期されました。
韓国航空宇宙研究院は14日未明に会議を開き、ヌリ号の打ち上げ日程を1日延期することにしました。
打ち上げが行われる全羅南道(チョンラナムド)高興郡(コフングン)の「羅老(ナロ)宇宙センター」では強風が吹いていて、今後も風が強さを増す可能性があるため、発射台のスタッフの安全確保に支障をきたす可能性があると判断したということです。
ヌリ号の発射台は高さが48メートルあり、強い風が吹く場合、作業員が高い場所に上って連結作業を行う際には危険が伴います。
また、雨が降り路面が濡れているため、ロケットを運ぶ車両が傾斜で滑ってしまうおそれもあるということです。
発射日程が1日延期されたことにより、韓国航空宇宙研究院はヌリ号を組立棟から発射台に移動させる作業も15日に変更します。
その後、消火設備や安全装置などの点検を経て、16日午後に打ち上げを行う予定です。
打ち上げに成功すれば、韓国はアメリカや中国などに続いて世界7番目の実用衛星を軌道に打ち上げることのできる国となります。

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