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社会

サル痘疑われる患者、韓国に初めて入国

Write: 2022-06-22 08:25:44Update: 2022-06-22 10:00:32

サル痘疑われる患者、韓国に初めて入国

Photo : YONHAP News

ヨーロッパやアメリカを中心に急速に感染が広がっているサル痘への感染が疑われる患者が、韓国で初めて確認されました。
仁川医療院が21日明らかにしたところによりますと、サル痘への感染が疑われる患者が、この日午後9時40分に仁川医療院の隔離病床に移送されたということです。
この患者は、仁川国際空港から入国する際に、サル痘への感染が疑われる症状が確認されたということで、仁川医療院によりますと、この患者は病院で隔離され、検査を受ける予定だということです。
ただ、患者の個人情報については公開できないとしています。
これを前に仁川市は、サル痘の国内への流入に備え、仁川医療院を専門医療機関に指定しました。仁川医療院は、隔離病床2床を設置しているほか、サル痘への感染が疑われる患者や感染者が入院した際の入院治療に対応しています。
一方、政府はサル痘が国内に流入した際に迅速に対応するため今月8日、サル痘を第2級法定感染症に指定しました。第2級法定感染症に指定されると、感染者が発生した場合、医療機関などは24時間以内に防疫当局に届け出る必要があるほか、感染者の隔離が義務付けられ、病院で隔離治療が行われます。
また、接触者についても、高リスク群に限って21日間の隔離を検討しているほか、サル痘の治療薬として唯一使用が認められている「テコビリマット」を来月中におよそ500人分導入する方向で調整を進めているということです。

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