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サイエンス

ヌリ号成功で宇宙事業にも弾み 2031年月着陸を目標

Write: 2022-06-22 10:50:44Update: 2022-06-22 17:40:04

ヌリ号成功で宇宙事業にも弾み 2031年月着陸を目標

Photo : YONHAP News

韓国の独自技術で開発したロケット「ヌリ号」は21日、2回目の打ち上げに成功し、ヌリ号の高度化事業や次世代ロケットの開発など、今後の宇宙事業に弾みがつく見通しです。
科学技術情報通信部と韓国航空宇宙研究院によりますと、ヌリ号の高度化事業の主な目標は、2027年までにヌリ号をさらに4回打ち上げ、打ち上げの信頼度を上げることで、韓国航空宇宙研究院はすでに、来年の上半期に打ち上げるヌリ号3号機の製作を進めています。
また、政府は、地球の周回軌道を飛び越え月と火星を目標に、独自の輸送能力を高めるための次世代ロケットの開発事業にも速度を上げる見通しです。
2030年に次世代ロケットを活用した月着陸検証船を打ち上げ、性能を確認したあと、2031年には月着陸船を打ち上げるのを目標としていて、ことし8月には、韓国の初の月探査船「タヌリ号」が打ち上げられる予定です。
ヌリ号の開発を通じて蓄積されたロケット・エンジン技術を活用し、月に向かう次世代ロケットの開発に乗り出したことになります。
韓国の初の月探査船タヌリ号は現在、発射場があるアメリカフロリダ州ケープカナベラル宇宙基地に移送される前の作業を完了しています。
ことし7月5日に特殊製作されたコンテナに載せられて科学技術情報通信部を出発するタヌリ号は、8月3日午前8時37分にスペースX社のロケット「ファルコン9」に搭載されて打ち上げられ、月までおよそ4か月の航海が始まります。
月への着陸に成功すると、月を越えて火星まで、より遠く広い宇宙へと向かう足がかりを確保できます。

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