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サイエンス

ヌリ号衛星との双方向交信に成功 「全機能が正常」

Write: 2022-06-22 13:21:22Update: 2022-06-22 18:33:02

Photo : YONHAP News

目標軌道への投入に成功したヌリ号の性能検証衛星が22日、地上局との双方向交信に成功しました。
21日午後に打ち上げられたヌリ号から分離され、目標の軌道に投入された性能検証衛星は、22日午前3時ごろ、大田(テジョン)航空宇宙研究院との間で交信を行いました。
それまでは衛星から送られてくる信号を受信するだけでしたが、この段階で初めて地上局と衛星との間の双方向交信が行われました。
科学技術情報通信部によりますと、遠隔命令を通じて衛星と地上局の時刻を同期化し、衛星に搭載されたGPS受信機も機能し始めたということです。
また、姿勢を制御するために必要な軌道情報も、衛星から地上局に伝送されました。
科学技術情報通信部は、交信を通じて確保したデータを分析した結果、衛星の状態は良好で、機能もすべて正常に作動しているということです。
軌道に乗った性能検証衛星には、韓国の独自技術で開発された発熱電池や姿勢制御装置、アンテナなどが搭載されていて、これらが宇宙環境で正常に作動するのか、今後検証することになります。
そして、およそ1か月の初期運営期間を経て、今後2年間、本格的な任務を遂行する予定です。
また、性能検証衛星の中には大学生チームが製作した超小型衛星4基が搭載されていて、29日から2日間隔で1基ずつ分離され、それぞれの任務を遂行することになります。
超小型衛星を切り離す様子は、性能検証衛星に搭載された専用カメラで撮影され、地上局に送られる予定です。

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