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経済

ウォン安進み1ドル=1300ウォン 約13年ぶり

Write: 2022-06-23 12:31:11Update: 2022-06-23 16:49:52

ウォン安進み1ドル=1300ウォン 約13年ぶり

Photo : YONHAP News

ウォン安が進み、ウォンの対ドル相場がおよそ13年ぶりに1300ウォン台となりました。 
ウォンは23日、ソウル外国為替市場で前の日より1.7ウォン安い1ドル=1299.0ウォンで寄り付き、午前9時19分時点で、3.1ウォン安い1ドル=1300.4ウォンとなるなど1ドル=1300ウォンのラインをはさんで乱高下する取り引きとなりました。
ウォンの対ドル相場は、前日より4.5ウォン安い1301.80ウォンで取引を終えました。
ウォンの対ドル相場が1300ウォン台となったのは、2009年7月14日以来12年11か月ぶりです。
また、韓国株式市場の総合株価指数も前日より28.49ポイント値下がりした2314.32となり、今年に入って最安値をまた更新しました。
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長が22日のアメリカ議会の証言で急ピッチの利上げによる景気後退の可能性を示唆したことで、安定資産を好む心理が強まりました。
パウエル議長は議会証言で「この先数か月はインフレ率が下がる証拠を探すことになる」としたうえで、金融引き締めを加速させていく方針を示しています。
これを受けてニューヨーク株式市場ではダウ平均株価指数、IT関連銘柄の多いナスダック株価指数など3つの指数すべてが急落しました。
同じ時間、円に対するウォンの相場は前日の終値より4.66ウォン安い955.72ウォンとなりました。
秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副総理兼企画財政部長官は23日、政府ソウル庁舎で緊急の経済関係閣僚会議を開き、「政府はウォン安による市場の不安など否定的な影響を最小化するため、必要であれば市場を安定させる努力をする」と述べました。

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