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政治

韓日米で安全保障協力強化 尹大統領、NATO首脳会議で演説

Write: 2022-06-30 12:43:50Update: 2022-06-30 15:19:07

 韓日米で安全保障協力強化 尹大統領、NATO首脳会議で演説

Photo : YONHAP News

スペインのマドリードで開催されたNATO=北大西洋条約機構の首脳会議に合わせて現地時間の29日、韓国、日本、アメリカの3か国による首脳会談が4年9か月ぶりに行われ、3か国は、北韓が7回目の核実験を行う可能性について懸念を示したうえで、安全保障での協力を強化することで一致しました。 
これは韓日米3か国の安全保障での協力が復元したことを意味します。
会談でアメリカは拡張抑止の提供を再確認し、3か国は新たな対北韓制裁案についても議論しました。
また尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は29日、NATO加盟国とパートナー国による首脳会議に出席し、およそ3分間の演説を行いました。
韓国の首脳としてNATO首脳会議で演説するのは初めでです。
演説では、自由と平和は国際社会の協力によってのみ保障されるとして、NATOとの協力強化への意志を示しました。
また北韓を非核化の道に進ませるためには、北韓の非核化に向けた国際社会の意志が強いということを明確に示さなければならないとして、この問題へのNATO加盟国の関心と支持を呼びかけました。
フランス、オランダ、ポーランドの首脳とそれぞれ行った会談では、原発や半導体、防衛産業などでの経済協力が主な議題として取り上げられました。
また尹大統領はスペインに住む韓国同胞を招いての夕食会を兼ねた懇談会を開きました。
日本の岸田首相とは5回ほど短時間の会話を行い、両首脳は韓日関係の改善で一致しました。
しかし、韓国側の発表では、歴史問題などデリケートな懸案は取り上げられなかったということです。
尹大統領は、「両国の懸案を解決し、未来の共同の利益に向けて関係を発展させていくパートナーになれると確信することができた」と話しています。
尹大統領は30日、チェコ、イギリスの首脳とそれぞれ会談するほか、28日行われる予定だったものの延期となったNATO事務総長との会談を最後に外交日程をすべて終え、帰国の途に就きます。

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