新型コロナウイルスの感染者は30日午前0時までに新たに9595人が確認されました。 
1週間前と比べると2000人あまり増えました。
新たな感染者9595人のうち、国内での感染は9453人で、残りの142人は海外からの入国者です。海外からの入国者の感染者は、今月26日以降、5日連続で100人以上となっています。
減少傾向を示していた新たな感染者数は最近、再び増加に転じています。
政府は、感染者の7日間の隔離義務を維持する方針を発表した今月17日に、新型コロナが7月か8月に再流行し、増加に転じる可能性があるという見通しを示していましたが、再流行の時期が政府の予想より早くなっていると懸念する声も出ています。
ただ重症患者数は54人で、今月12日以降、100人を下回っています。
新たな死者数は10人で、韓国の致死率は0.13%となっています。
一方、中央防疫対策本部は医療専門家13人、社会経済専門家8人の合わせて21人からなる「国家感染症危機対応諮問委員会」を設置しました。
委員会は、科学的根拠に従って分野別の感染症関連政策の方向について議論します。