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サイエンス

韓国初の月軌道衛星 地上局との交信に成功

Write: 2022-08-05 11:46:41Update: 2022-08-05 12:03:49

韓国初の月軌道衛星 地上局との交信に成功

Photo : YONHAP News

月を探査する韓国初の月軌道衛星「タヌリ」が5日午前9時40分ごろ、地上局との最初の交信に成功しました。
「タヌリ」は、韓国時間の5日午前8時8分、アメリカ・フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から、アメリカの宇宙企業スペースXのロケット「ファルコン9」で打ち上げられました。
そして、打ち上げから40分25秒後、地表からおよそ1656キロ離れた地点で「ファルコン9」から切り離され、午前9時40分ごろに地上局との最初の交信に成功しました。
「タヌリ」は真っすぐ月に向かわず、いったん地球から150万キロほどまで離れ、地球と月の重力を利用する方式で地球側に戻り、12月に月の軌道に投入される予定です。 
そのあと、1年間、月の上空を周回し、搭載された科学装置によって月を観察します。
2016年から2367億ウォンを投じて独自開発された「タヌリ」には、国内で開発された高解像度カメラなど5種類の機器とNASA=アメリカ航空宇宙局が開発した探査船の着陸に必要な特殊カメラ「シャドーカム」など6種類の装置が載せられています。
このうち電子通信研究院が製作した宇宙インターネット機器には、電子通信研究院のPR映像や韓国人気グループBTS=防弾少年団のヒット曲「Dynamite」などのファイルが収められており、このファイルを再生して地球に送る実験も行われます。

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