ソウル市中心部の光化門(クァンファムン)広場が8月6日にリニューアルオープンします。
リニューアル前の光化門広場は、広場の東西に道路があり、広場へアクセスしにくいという指摘があり、ソウル市は広場の東側と西側で上下線を分けていた道路を東側にまとめ、西側の道路を広場につくりかえる工事を行ってきました。
リニューアル後の広場の面積は4万300平方メートルで、リニューアル前の2倍以上に広がり、松の木をはじめ韓国の代表的な木を植え、緑地の面積はリニューアル前の3.3倍に増えました。
また、リニューアル前は日陰や市民の利便性に配慮した施設が足りないとの指摘があったことから、ベンチや水辺の施設を設置しました。
ソウル市は、光化門広場が本来の趣旨である「市民の憩いの空間」として位置づけられるよう、騒音が発生したり、通行の妨げになるおそれがある集会・デモの開催は許可しない方針で、専門家5人で構成された諮問団を設置し、広場の利用申請の審査に当たらせることにしています。
ソウル市は、リニューアルオープンに合わせて、広場に面した世宗(セジョン)文化会館の外壁に設置したメディアファサードを6日午後8時30分から点灯し、オープンを記念する最初の展示「ラオンハジェ」を9月15日まで行うとしています。
「ラオンハジェ」は、「楽しいあす」という意味の韓国語で、展示は毎日午後8時から11時まで行われます。