中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は15日午前0時までに新たに6万2078人が確認され、累計で2141万8036人になりました。
新たな感染者数は、1週間前のおよそ1.1倍、月曜日としては18週ぶりの多さとなっています。
新たな感染者数の増加はやや鈍化していますが、雨の日が多くなっていることや夏休みなどで、症状があっても検査を受けていないいわゆる「隠れた感染者」も少なくないとみられています。
専門家は、光復節＝日本による植民地支配からの解放記念日の連休や、8月末に小・中・高校の新学期が始まることなどが流行再拡大の要因となり得るとみていて、流行がピークを過ぎても新たな感染者の発生が続き、感染拡大が長引く可能性があるとの見方を示しています。
重症患者の増加も目立っています。
重症患者は、9人増えて521人となり、4月29日以来の多さとなっていて、1か月前の7月15日に比べておよそ8倍に増えています。
亡くなった人は50人増えて累積で2万5673人となり、致死率は0.12％となっています。