日本の相星孝一駐韓大使は、国連総会に合わせて22日に開かれた韓日首脳会談と関連し、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領が韓日関係の改善に向けて強い意欲を示していることについて、日本側も前向きに受け止めていると述べました。
相星大使は25日午前、ソウルの総合展示場COEXで開かれた「韓日交流おまつり」の祝辞でこのように述べ、尹大統領の意欲が両国間の緊密な意思疎通に繋がっていると評価しました。
そのうえで、日本政府が来月11日から外国人のビザなしでの個人旅行を全面許可するほか、海外からの入国者数の上限を撤廃することになったため、今後両国の人的交流が飛躍的に増加するとの見通しを示しました。
また、最近発表された韓日共同の世論調査で、両国民の相手国に対する好感度も高まっているとし、両国の民間交流の活性化にも期待を示しました。
韓国と日本の最大規模の文化交流イベント「韓日交流おまつり」は、2005年にソウルで初めて開催され、2009年からは東京でも開かれるようになり、ことしで18回目を迎えました。
新型コロナウイルスの影響で、ここ2年間はオンラインでの開催となりましたが、ことしは「また会える喜び」をテーマに、オフラインでのイベントを再開しました。