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韓半島

中朝間の貨物列車 5か月ぶり運行再開

Write: 2022-09-26 11:46:04

中朝間の貨物列車 5か月ぶり運行再開

Photo : YONHAP News

北韓の新義州(シニジュ)と中国の丹東の間を行き来する貨物列車が26日、運行を再開しました。
26日午前7時43分ごろ、荷物を載せた貨物列車が丹東を出発し、鉄橋「中朝友誼橋」を渡って新義州へと向かう姿を聯合ニュースが捉えました。
中朝間の貨物列車の運行は、丹東での新型コロナウイルスの感染拡大によって4月29日から中断されていましたが、およそ5か月ぶりに再開されました。
中国の消息筋によりますと、丹東の感染が落ち着いたことで運行が正常化し、1日1回から2回運航される見通しだということです。
通常、新義州から来る空の貨物列車に物資を載せて戻っていく形でしたが、この日は丹東から貨物列車が新義州へと送られました。
これについて消息筋は、「新型コロナの感染拡大で突然運航が中止されたため、荷物を載せたものの北韓に行けなかった列車だ」と説明しています。
中朝間の貨物列車は、中国国内での新型コロナの感染拡大を受けて、北韓が国境を封鎖したことにより、2020年8月に運行を中止し、その後、感染状況に合わせて再開と中止を繰り返してきました。
これまで、海上ルートだけに依存したことから物資不足に直面していた北韓は、8月10日、新型コロナの終息を宣言し、中国に対し貨物列車の運行再開を要請し続けていました。
中朝貿易の7割を占める丹東は、貨物列車の運行中止によって大きな経済的ダメージを受けました。

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