26日のソウル外国為替市場は、ウォンが売られて1ドル＝1430ウォンを突破し、13年6か月ぶりのウォン安水準となりました。
26日のソウル外国為替市場は、取引が始まってすぐに1421.0ウォンまで下がり、前の営業日より22ウォン下がった1431.30ウォンで取引を終え、1430ウォンを突破しました。
ドルに対するウォン相場が1ドル＝1430ウォンを超えたのは、リーマンショック後の2009年3月17日以来（高値で1436ウォン）、13年6か月ぶりです。
最近のアメリカのFRB＝連邦準備制度理事会の強力な緊縮財政やウクライナ情勢の長期化、エネルギー需給のひっ迫、中国の景気後退懸念などが重なり、ドルが買われる動きが強まっています。
一方、26日の韓国株式市場のKOSPI＝韓国総合株価指数は、景気低迷に対する懸念やドル高、アメリカの株価の悪化などの影響で、年初来の安値を更新しました。
23日、およそ2か月半ぶりに2300台を割り込んだKOSPIは、前の営業日より29.20ポイント（1.28％）下落した2260.80で寄り付いた後、結局前日より69.06ポイント（3.02％）下落した2220.94で取引を終え、2020年7月27日（2203.48）以降、2年2か月で最安値を更新しました。
店頭市場KOSDAQは、前の営業日より9.76ポイント（5.34％）低い719.60で寄り付き、前の営業日より36.99ポイント（5.07％）下落した692.37で取引を終えました。
2020年6月15日（693.15）以来、2年3か月ぶりとなる最安値です。