日本を訪れている韓悳洙（ハン・ドクス）国務総理は、27日、安倍元総理大臣の国葬に韓国政府の代表として参列し、遺族と日本国民に弔意を伝えました。
1泊2日の予定で日本に滞在中の韓総理は、27日夕方、岸田総理大臣が主催する歓迎会にも参加し、翌日の28日、岸田総理大臣と別途、面談を行う予定です。
この面談について、韓総理は23日、「未来に向けて良好な関係を築くことを願うというメッセージを伝える程度で、重要な事案を交渉する場にはならないだろう」と述べました。
一方、 韓総理は27日午前、国葬に参列する前にアメリカのハリス副大統領と会談し、韓米関係や韓半島問題などについて意見を交わしました。
この中で、 韓総理はハリス副大統領に対して、アメリカのインフレ抑制法に関連し、韓国側の憂慮を改めて伝えるほか、今後アメリカ政府の関心と支援を要請しました。
これを受けてハリス副大統領は、「今後、韓国側と協議を重ね、問題を解消するための方法を模索する」と述べたということです。