尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が就任後、大統領執務室を現在の龍山(ヨンサン)大統領室に移転したのにともない、それまでの大統領府青瓦台本館と官邸などが一般に公開されてからまもなく5か月が経ちますが、この間の観覧者の総数が2日、200万人を超えました。
文化財庁の青瓦台国民開放推進団が2日に明らかにしたところによりますと、青瓦台の観覧者数は2日午前10時半すぎ、累計で200万人を超えたということです。
この数字は、ソウルの主な観光スポットである朝鮮王朝時代の宮殿、景福宮(キョンボックン)の年間観覧者数のおよそ1.9倍にあたります。
青瓦台は大統領就任式が行われた5月10日から一般開放され、5月23日からは本館や迎賓館など主な建物の内部も公開されています。
開放以降、週末は1日平均2万人、平日は1万人が青瓦台を訪れているということです。
青瓦台国民開放推進団によりますと、「観覧者のために案内板やいすなどを増やしたほか、週末と祝日は周辺の道路を歩行者天国にしている」ということです。